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高3の夏②

最終更新: 2019年8月26日

 大学受験の場合、何かひとつの教科で突き抜けた学力に到達するには2年間かかるとみています。それが基軸科目(文系なら英語・国語・社会、理系なら英語・数学・理科)であることが望ましく、さらに複数教科で突き抜けているとまず安心して見ていられます。「突き抜けた」というのは、たとえば、センター試験の英語で言えば、80分間で解ききるためには長文を読むスピードが必須ですが、突き抜けてしまうと30分程度時間を余らせて9割以上の得点ができます。国立大学の二次試験であれば、教科の合格点を大きく上回る得点が計算できます。いわば圧倒的な学力に達してしまうわけで、こうした受験生はやはり国公立大学に合格します。 

 2年間といっても、2年もの間継続的に根を詰めて頑張る必要があるというわけではありません。高校生活をちゃんと楽しみつつ、長期的な計画に基づいて学習課題をクリアするという準備期間を含めての2年間です。

 そうした準備期間を経て突き抜ける受験生に共通していることは、そもそも「ギリギリ越えればいい」という思考法になっておらず、その教科の勉強が楽しくてしようがないというようにのめり込む時期があることのようです。高1の時点でそのような状態にある生徒もいますし、高2以降受験態勢に入ってからある時期そのようにのめりこむ生徒もいます。いずれにせよ「試験に出るかどうか」という発想で課題に取り組んでいないように思えます。常時自習に来ている生徒は自習をしている時の様子で感じ取れることもありますし、授業をしていて反応から感じ取れることもあります。