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学習の技術講座⑪ 学習計画の立て方4

④ノートを用意して日次で

 計画を書き込むために、スケジュール手帳でもよいのですが、小さめのノートを1冊用意します。1日1ページ。ノートならばたっぷり書き込めます。罫線はフリーに使ってかまいません。

⑤todoリストの作成

 上記の方法をもとにして、日々の計画を立てていくわけですが、具体的な計画はtodoリストで箇条書きにします。todoリストのポイントは、具体的に、細分化、です。たとえば、「□英語の文法」よりは「□不定詞」、「□不定詞」よりは「□不定詞 テキストのP.70~75」というように極力具体的に計画します。やることが明確になるということも重要ですが、あまり漠然としているといつまでたっても「終了」の判断ができず計画を進めている実感が持てなくなります。「□」のようにチェックボックスを用意しておいて終わったらチェックを入れるようにしてもよいですし、取り消し線で全体を消して気持ちを乗せていくのもよいでしょう。

⑥バランスをチェックする

○教科バランス ノートは1日1ページで用意します。時期によっては、各ページを教科数分に分割して、教科ごとに記入するようにすると、教科バランスが明瞭となります。早い時期ならば数日特定の教科科目に重点を置いて学習するというのもあり得るでしょうが、秋以降は教科バランスを意識して学習を進める必要があります。

 教科以外にも、バランスに気をつけるべきことがあります。

○思考系と知識系のバランス 学習時間がまとまってとれる時間、あるいは自分自身最も集中できる時間は思考系、つまりじっくり考える学習にあてます。その合間の時間や、ちょっとしたスキマの時間は知識系、暗記などの学習にあてます。ノートに記入する際も、この思考系と知識系の区別という観点で振り分けておくとよいでしょう。

○短期と長期のバランス 「短期」というのは、日々の授業にまつわる必須学習、つまり予習・復習・宿題や、演習の復習などの学習です。これに対して「長期」というのは、授業などとはかかわりなく自ら課題として取り組む学習です。英語の単語帳や古文の単語帳を1冊やろうとか、問題集を1冊やろうとかいった学習です。短期の学習は、随時計画の中に入り込んできて、いわば受動的に対処しなければなりませんから、なかなか見通しが立てにくいものです。私が接している生徒たちの場合も、このあたりで計画が狂ってしまうということをよく聞きます。長期の計画を立てる際に、1日あたりの分量を過度に多くしてしまわず、短期の課題をこなす余裕をあらかじめもたせておくとよいかもしれません。