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国公立大学入試の国語③

 実は、京都大学の入試問題を例として紹介しようかとも思っていましたが、いろいろ問題があるので控えます。最近1~2ヶ月の間に高3生が実際に解いた問題から、断片を拾ってみます。


①「日本人自身の存在の仕方が詩的文学的である」

②「自然言語における思考とは、曖昧さの芸術なのである」

③古代エジプト人たちの描いた、われわれから見ると不自然な絵は、「実はそれなりにきわめて写実的なものだった」

④「書籍」とは、「不可思議な現像液のようなもの」である。

⑤友人が山の奥の村に移り住んでいることを葉書で知らせてきたことに対して、「贅沢」だと思った。「ずるい」「とまでは思うわけには行かなかった」。


ちょっと挙げすぎたでしょうか。いずれも、京都大学が傍線を引いて「どういうことか」として説明を求めてきたものです。こうして断片的に掲げるとわけがわかりませんが、文章の中に考えるための流れやヒントがちゃんとあります。どれか選んで考えてみようかと思っていますが、次回にしましょう。