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冬期講習会後期

 正月特訓(2、3日)から引き続き冬期講習会の後半に入っています。2日以来、朝から夜まで授業や採点、生徒と話をしています。なかなかブログ更新に至っていないのが気持ちのトゲとなっています。

 高3生は、センター試験まで2週間を切りました。昨日までで集団授業は終了しています。いくつか補習の予定がありますが、個々人が調整段階に入ります。すでにどの教科も目標点達成を果たして明日試験があってもよいという状態に仕上がっている生徒もいますが、まだまだ時間がほしいという生徒が大半です。この時期、迷ったら基本に返る、毎日満遍なく全科目に触れるということに留意するように方針を示してあります。自習室の生徒たちの様子を見ていて、どんなことをやっているか、どんな状態かをうかがい、何か問題があれば善後策について話をします。

 中3生は、英数国については、目標のレベルに対して教えるべき内容はすでに伝えきっています。あとは出力するための訓練をひたすらこなすだけです。十番勝負を戦っていて見えてくる現在の課題は、柔軟性(最難関組)と確実性(中堅組)。受験の重要な要素の一つは「時間」です。何事も「時間内に」結果を出さなければなりません。先日の慶應演習にしても、試験終了後解説をする前に生徒たちは自分で正解を出し終えてしまっていました。「これを時間内でやりきれれば8~9割」という学力レベルです。しかしもちろん、「時間内で優先順をつけて、確実に正答する」ことができなけばなりません。また、最難関のレベルになると、出題される問題の難易度は一定ではありません。「点に結びつける問題」と「手をつけない問題」を見極める判断力が必要です。これらの課題を克服するためには、「集中して問題に取り組んでいる自分」に加えて「そうした自分や状況を冷静に見つめて、大局的にマネージメントする自分」の存在が、意識の上で必要です。一方で、中堅組の課題は、「解ける問題を正答する」正確さです。問題を見た時点では「やったことがある」問題が並んでいるのがわかります。しかし、種々のプレッシャーの中で確実に正答にたどり着くのはなかなか大変です。いかなる圧の下にあっても手が正確に動くというところまで基本を繰り返し鍛え上げていくという方針で、なんらかの圧を加えつつ基本問題をこなしています。


 近年の中高生の指導にあたっていて、そうしたメンタルについて考えることもあるのですが、今は現場で目の前の生徒に対応するだけです。