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修立学院の夏期講習会③

最終更新: 2019年8月26日

 8月6日。暑い夏のこの日は、静かな気持ちで迎えられないのですが、今日は講習会の話に絞って(その分授業で何を話し出すかわかったもんじゃない)。


 夏のかたちを決める二つの軸、確認テストと「決戦」。 今回は確認テストについて。

 確認テストなるものは、塾ならあたりまえです。確認テストをしない高校受験の塾はないと断言してもよいかと思います。ただ、誤解をおそれずに言えば、私個人としては確認テストなんて時間の無駄だと思っています。わざわざ教師が確認しなければならない受験生は受験生として情けないでしょう。時間の無駄。もちろんこれは理想ですから、現実的には無責任なことは言っていられません。やります。やってます。そこで、どうせやるなら最大限の効果があがるように、というのが発想の根幹です。

 まず、「確認」とは何を確認するのでしょうか。実は昨夜、中3のミーティング(というものをやっています)でも生徒たちに問いかけたのですが。テストがあるから勉強してきた、その証拠を「確認」するのではないということ。確認テストとは、「その範囲の内容が自分のものになっているか」どうかを「確認」するものです。なんだか分かるような分からないような物言いですが、実はこのあたりの認識の違いが、確認テストの正答率に微妙な差となってあらわれていると見ています。言葉を換えて言えば、テストがあるから勉強する、という認識と、自分のものにするために勉強する、という認識の違いです。 

 さて、本題に入ります。毎日、全教科で確認テストを実施するわけですが、われわれの確認テストが他と違う(であろう)点は、各教科(の担当者)がバラバラに実施するのではなく、統一的に行っている点でしょう。テストですから満点と合格点があります。合格点はおおむね80~90%程度なのですがこれを全5教科でトータルで集計します。各教科でそれぞれ合格点を目指すとともに、毎日5教科総合での合格も目指します。さらに各クールで教科ごと、総合での合格も目指します。さまざまな目標設定があり気を抜けません。講習会が始まる前のガイダンスで「まずは毎日確認テストでの合格を目指そう」という目標を掲げましたので、それを毎日追いかけているわけです。およそ、各教科のテスト範囲は上記ガイダンスですでに告知してあります。 

 出題内容は、原則として「頑張ったら合格点に届く」レベルの基礎的な知識が中心です。最後までいくと、各教科で基礎的事項の総復習が済むようになっています。

 私自身は以前からずっと続けてきて、動機付けとしての効果を痛感していました。そこで修立学院では、国語だけでなく5教科全体に広げて実施してきました。講習会全体で20~22回、総合計点は3000~3500点になります。合計点が異なるのは、確認テストのパターンが各教科幾種類かあり、年により生徒の状況をみながら組み合わせを変えているためです。例年、優秀成績は80%を越えてきますが、85%を越えると「歴代優秀者」として修立学院の壁に張り出されます。90%越えは一人。確認テストの総合成績と「決戦」の結果は、(きちんと数値化しているわけではないのですが)相関関係があります。確認テストで頑張ったら結果につながる、という仕組みになっているわけです。 

 確認テストについて、もうひとつ、意識していることは、学習量です。

 擱筆、つづく。