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センターリサーチ

 高校受験は、前哨戦が終わっています。ここへきていい答案作りができつつあった生徒たちは、準本番という状況にもかかわらず、落ち着いた初戦を経験したと見ます。すでに気持ちは切り替わって2月へ照準が向いています。 


 高3生は、昨日今日の2日間で、センターリサーチが戻ってきました。センターリサーチは、大手予備校が自己採点結果と出願予定大学を集計して合格の可能性を診断するというものです。センター試験が終わった翌日、受験生は高校で駿台・河合・東進のセンターリサーチを提出しました。1日おいて一昨日センター試験の平均点について中間報告が発表され、昨日今日各高校でリサーチの結果が返却されたという流れです。出願予定大学について、

①志願者数 

②センター試験段階でのボーダーライン

③当人の順位

④合格判定(A~Eで判定)

などが記されています。ボーダーライン付近前後がC判定、ボーダーラインを越えて上位に位置していればA判定となります。いわゆる三大予備校が主宰しており、各受験生は通常たとえば駿台に通っていたとしても、河合塾と東進のリサーチにも参加できますから、ほぼ実際の受験生の動向を示す数値として重要です。帳票はその他さまざまな情報がつまっていて非常に見にくいのですが(何とかならんものかと毎年思う)、国公立大学に出願する場合、自分とボーダーラインとの間に何人いて、何点足りないか(足りているか)など子細な情報を読み取ることができます。

 さて。わが高3生は。今年はA判定を並べた生徒はいませんでしが、B~E判定までさまざまです。いずれも自己採点後一昨日までで予想していた範囲内に収まっています。が、改めて数値を現実的なものとして受け止めて出願を決断しなければなりません。この間、出願大学を迷う生徒もいました。第一志望の大学はDないしE判定、第二志望の大学ならBないしA判定だろうという予想の下に、両者で迷っていたのです。この場合、とても重要なことは、A判定だから安心、E判定だから絶望的で即志望変更すべき、とは言えないということです。もちろん可能性の高い低いはそのとおりです。しかし、個別試験の比率が高い大学ならば(東大・京大・一橋大・東工大など)「二次で逆転」は充分考えられます。実際、東大や京大を受験する生徒の中には「センター試験は足切りにならなければいい」ぐらいにしか考えていない生徒もいます。「どんな判定だろうと受験する」と腹をくくっている生徒も。当人の得点力の質が二次向きかどうかということも重要なポイントです。センター試験の比率が高い(1:1など)大学の場合はもちろんよりシビアな判断となります。上記の生徒の何人かは、この数日間、判断材料を増やすため、迷っている大学の過去問をやって感触を確かめるという動きをとっていました。最終的に大切なことは、本人の意思と、ご家庭の意思です。われわれは判断の材料を提供するだけです。ただ、指導者として見ていて明らかに十分な結果と思われるのに迷っていた生徒には、背中を押す言葉をかけました。もちろん、こちらも相応の覚悟をもって。

 こうして、本日、ほぼ全員の出願大学が決まりました。結果としては、出願先を下げることなく、全員が挑戦する道を選びました。授業後、スタッフでミーティング。出願先を確認、教科バランスを確認しながら、二次試験の具体的な目標点を確認しました。身が引き締まる思いです。

 ここから、われわれの強み、論述対策の個別添削が本格化します。